SPECインタビュー その2
相澤「戸田さんと加瀬さんはSPECで、テレビドラマから3年に渡って共演されてますが、今回改めて『加瀬さんってスゴイな』と感じたシーンはありますか?」
戸田さん「(加瀬さん演じる)瀬文さんの“ある表情”が大好きで、言葉がなくてもその表情で全部感じることができるなあって思うので、やっぱりスゴイなと思いました」
相澤「加瀬さんと瀬文に共通点、似ていると感じるところはありますか?」
戸田さん「たくさんの言葉を述べずに見守っているような瀬文さんは加瀬さん自身に近いんじゃないかなって、何となく思いますね」
相澤「加瀬さんは今回改めて戸田さんのすごさを感じたことは?」
加瀬さん「台本で書かれている感じと、戸田さんが実際に演じる感じって、すっごくかけ離れていて、ほとんど当麻っていうのは戸田さんのイメージしている感じから出来ていると思うんです。例えば、台本に歌を歌うとか書いてないんですけど、当麻が歌うところがあって、そこを見たとき笑いそうになったし、天才かと思いました(笑)」
戸田さん「(笑)」
相澤「戸田さんはそういうアイデアって考えてから現場に入るんですか?」
戸田さん「当麻に関してはもう感覚で。勘でやってました」
相澤「それは自分と重なる部分が多いから、当麻のことが理解できるということですか?」
戸田さん「ってわけではないんですが・・・。メッセージ性の強いセリフや難しいセリフに関してはある程度考えて撮影に臨みました」
相澤「加瀬さんから見て、戸田さんと当麻が似てると思うところは?」
加瀬さん「うーん・・・・・素だからね」
戸田さん「素じゃないって!」
加瀬さん「純粋さと優しさが根底にあるというのはすごく似てると思います。あと、恥らい方とか、弱音をなかなか見せないところとか、ほかの人のせいでも、それを言わないで自分で抱えちゃうとか、そういうところが似てるかなと思いました」
相澤「という分析を聞いて?」
戸田さん「その通りだと思いました(笑)」
つづく