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コスプレ!シンガポール その6

初日のメインイベントは日本語アニメカラオケ選手権だった。

 

私は結局出場を辞退し、審査員に専念することにした。

 

カラオケと言っても歌詞付きの映像は出ないので、出場者は歌詞を覚えなければいけない。

 

さすがにそこまでの準備は出来ない。

  

もうちょっと早く言ってくれてたらなあ・・・・。

 

 

 

トップバッターの男性は黒いシャツ、黒いパンツに真っ赤なジャケット、黒い指だし手袋といういでたちで、明らかにあの人を意識していた。

 

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そう、水木一郎アニキだ!

 

タカハンによると、シンガポールでは水木一郎さんのほうがAKB48よりも知名度が高いらしい。

 

もう3回もシンガポールでコンサートを開いているそうだ。

 

曲はグレートマジンガーのテーマ。

 

♪君と一緒に・・・の「に」を急に高く上げて歌ったりするところも恐らくコンサートでの水木さんの歌い方を参考にしたものだろう。

 

そして1番を歌い終わると「ゼーットっ!」

 

って言っちゃったよ、この人!

 

歌っているのはマジンガーZじゃなくてグレートマジンガーのほうなので、「Z」はどこにも出てこないはずなのに・・・・・。

 

 

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初音ミクも登場した。

 

タカハンによると初音ミクもAKBより人気があるらしい。

 

シンガポールで開かれた初音ミクの3D映像ライブも満員だったそうだ。

 

歌と歌の間には日本語で観客にアピールしていた。

 

「みなさ?ん、私は初音ミクですねー

 

惜しい!

 

「私は初音ミクですよー」じゃなくて「私は初音ミクですねー」だと自分のことなのに他人事みたいだ。

 

 


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仮面ライダーも現れた。

 

マフラー、変身ベルト、マスクなど仮面ライダーのコスプレでステージを右に左に暴れまわり、さらにステージから駆け下りて♪ライダージャンプ!とか♪ライダーキック!という歌詞に合わせてジャンプしたり、飛び蹴りを披露したりしていた。

 

1番が終わった時点ですでに相当息があがっていたが、この曲は3番まであるのだった。

 

もともと低い打点の飛び蹴りがますます低くなっていき、3番では20cm跳べていたかどうか・・・。

 

改造人間が常人より跳躍力がないってどうなんだろう。

 

 

 

ここまでの出場者はコスプレにも力を入れていたが、アニメカラオケ選手権はあくまでも歌とパフォーマンスが審査対象で、コスチュームは審査の対象にはなっていない。

 

出場者が着たいものを着ればいいのだ。

 

真っ赤な髪、真っ赤なミニのスカート、真っ赤なブーツでなかなかセクシーな格好の女の子が登場した。

 

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流れてきたイントロは・・・・・

 

♪タララタララ タララタララ タララタララ タララ・・・

 

ドラえもんだった。

 

何でそんなセクシーな格好でドラえもん!

 

そしてドラえもんだとわかった瞬間に会場に沸き起こった歓声。

 

HOOー!

 

ドラえもんにHOOーは全く似合わないと思うが、シンガポールでもドラえもんが大人気なのがわかった。

 

 

 

サテンのシャツに豹柄のベストでテンガロンハットを被り、クネクネと踊った男性もいた。

 

あとで聞いたら「日本のジャニーズ、特に山Pをリスペクトしている」ということだったが、歌声は往年のトシちゃんに近いものがあった。

 

 

 

それにしても30組のカラオケをフルコーラスで聴くのはしんどい。

 

フルコーラスの必要はないんじゃないだろうか。

 

最初のフレーズを聞けば大体の力量は分かる。

 

「後半の転調するところがどーの」とかっていうのはよっぽど上手い人だけの話だ。

 

ここで鐘を鳴らせたらどんなにいいだろうと何度か思った。

 

「のど自慢」のあの鐘を発明した人の偉大さを思い知った。

 

 

 

そして私をもっとも疲れさせたのは審査員席に置かれたタブレットPCだった。

 

採点をこのタブレットに入力するのだ。

 

たったそれだけのことだが、私は四苦八苦した。

 

だって、タブレットとかって生まれて初めて触ったんだもの!

 

しかもこんな異国の地で!

 

数字を入れ直そうとしてちょっと迂闊なところをタッチしたら画面にバーンとちっとも読めない難しい漢字の中国語が出てくるし、スタッフに助けを求めると今度は英語であれこれ説明される。

 

私はデジタル機器の取り扱いに関しては日本語で説明されたってよく理解できない男だ!

 

そしてこんなに追い詰められているというのにツイッターも送らなきゃいけない。

 

傍目にもハッキリわかるほど消耗していたらしく、3人の人から「ARE YOU OK?」と訊かれたのだった。

 

つづく

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