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ロボジー インタビュー その3

相澤 「そんなロボットへの一途な思いを裏切られた葉子が豹変するシーンがありましたけど、あの憤怒の表情・・・・・すごい顔でしたねー」

 

濱田さん 「すごい顔だって(笑)」

 

五十嵐さん 「俺はもうすごい女優だっ!って思った。なかなかあそこまでは・・・・。あの顔は女優さんだったらしないです、普通は」

 

矢口監督 「リミッターがないんじゃないですかね」

 

吉高さん 「キレイとかカワイイとか、もうあきらめてるんで。面白おかしいっていうか、そっちのほうが前のめりに出来ます」

 

相澤 「そんな吉高さんと、葉子の共通点は?」

 

吉高さん 「葉子と同じように、思いついたら動き始めちゃいますね」

 

矢口監督 「それはハッキリわかるわ」

 

吉高さん 「別に深い意味はないんですけど、『いってみよ』とか『やってみよ』っていうことが多い・・・・・。無駄な動きが多いんだと思います

 

矢口監督 「そこがよかったんです!この役のオーディションのときもやっぱり他の女優さんはね、"エネルギー効率"がいいお芝居をされるんですよね。『私がかわいい範囲で、台本に書かれてる面白さを引き出せるかな・・・・』といううまい塩梅で演じてくれるんですけど、僕はそういうものを欲していたわけでなく、かわいく見られるかどうかもう関係なしに『ブチ切れるときはブチ切れるんだっ!』という真に迫った演技を求めていたんです。それが吉高さんにしか出来なかった。たぶん"エネルギー効率"や『かわいらしく見える範囲って、この辺かな?』みたいなリミッターを彼女は無視して映画に没頭できるんで、そこが素晴らしい!・・・・・・・・・このあとウナギが待ってるかと思うと何でも言えますよね

 

つづく

 

 

 

 

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