高さ20mある巨大モニュメントの前でご婦人に「シャッター押して」と頼まれました。
私がカメラを受け取るとご婦人はこう仰いました。
「これ(モニュメントのこと)をちゃんと写して。私の顔は写さなくていいから」
・・・・だったらなぜ自分で撮らない?
高さ20mある巨大モニュメントの前でご婦人に「シャッター押して」と頼まれました。
私がカメラを受け取るとご婦人はこう仰いました。
「これ(モニュメントのこと)をちゃんと写して。私の顔は写さなくていいから」
・・・・だったらなぜ自分で撮らない?
私がよく行く定食屋さんの店員さんは注文をとるとき必ず最後に「ごはんのサイズはどうしますか?」と訊いてきますが、先日、若い男性店員がポッチャリ体型の女性にいきなり「大盛りですよね?」と訊いていました。
イヤなことを忘れるために酒の力を借りようと思った。
ちょうどその晩、飲み会があった。
2010年の世界コスプレサミットでオーストラリア代表だった女の子が名古屋に遊びに来ていたので、彼女を囲む会が開かれたのだ。
コスプレサミットで通訳として大活躍しているカナダ人のエドも参加していて、その彼女に「オーストラリアの若者の間で流行っているクールな言い回しはないか」尋ねていた。
しばし考えたのち、彼女が口にしたフレーズは「bloody brilliant」というものだった。
直訳すると「血まみれの天才」ということになるが、これが最上級の誉め言葉として使われるらしい。
「血まみれ」などという悪い言葉を誉め言葉に転用するのは、日本の若者が「ヤバイ」をいい意味で使ったりするのと同じだ。
悪い言葉の中でもなぜ「bloody」なのかというと、おそらくそのあとに続く「brilliant」と韻を踏んでいるのだろう。
単語の頭を同じ音で始める、所謂「頭韻」というやつだ。
英語圏の人はこの「頭韻」をとても好む。
例えば
She is as busy as bee.
(彼女はハチのように忙しい)
これはbusyのbとbeeのbの頭韻。
He is as green as glass.
(彼は芝生のように青い=奴は青二才だ)
これはgreenのgrとglassのglの頭韻・・・・・・・と説明したところで、「頭韻って、相澤さんが得意な駄洒落みたいなもんすね」と言われそうな気がする。
どこかの青二才に。
そして、もし私がオーストラリアに行くことがあって、実際に「bloody brilliant」を口にしたら、向こうの若者に「言イ方ガ若イデスネー」と笑われるんだろうなあ・・・・。
・・・・・ちっとも昼間の屈辱が忘れられない私なのだった。
ちなみにオーストラリアのコスプレコンテストの会場に来ている女の子たちにモテるコスプレは軍服・制服系、もしくは「ルパン3世」だそうだ。(「ふぅじこちゃぁぁん」のモノマネが通用するかはわからないが)
そして女の子をナンパするための洒落たフレーズは「You wanna be my FINAL FANTASY?」(俺のファイナルファンタジーにならない?)だそうである。
このフレーズはオーストラリア以外でも英語圏であれば恐らく通じるらしいが、OTAKU限定なので、その辺は注意されたい。
番組の中で紅葉スポットを紹介することになっていた私に20代のHくんがこう言った。
「やっぱり相澤さんは『紅葉見に行こうよう!」って言うんですよね?」
甚だ心外だった。
私はハッキリと駄洒落なるものを嫌悪してきた。
それなのにHくんは「お茶目な中年は駄洒落を言うもの」と決めてかかっているのだ。
「言わないよっ!」
かなり強く否定したつもりだったが、Hくんは「またまたぁー」とニヤニヤ笑うばかりで、全く取り合わないのだった。
「キミの前で一度でも駄洒落を言ったことあったか?」と詰め寄ろうかと思ったが、やめておいた。
そんなことをしても「いい年してムキになって・・・」と言われてしまうだろう。
あーあ。
いい年って、ちっともいい年じゃない。
自分で自分の年齢を持て余している。
42歳という年齢の捉え方が本人と周りとでかなり開きがあるのだ。
そう確信したのは、その1時間後。
「あさってのロケで階段駆け上がりレースに挑戦してもらいます」とディレクターに告げられた私が思わず「やっべぇー、やっべぇー」とわめいたときだった。
またしてもHくんに笑われたのだ。
「相澤さん『やっべぇー』って言い方が若いですよ、ハハハ」
42歳の男が「やっべぇー」という言葉を使うのが滑稽に感じられたようだ。
私は別に若ぶって「やっべぇー」という言葉を使ったわけではない。
子供のときから、それこそ40年近く使ってきた言葉なのに、42歳になったら急に笑われたのだ。
確かに大人が使うにはあまり好ましくないかもしれないが、そのことを15歳以上年下の人から「笑われる」という形で教わるのは、つらい。
つづく
社員食堂で私と同期のAと後輩のSとテーブルを囲んでいました。
ランチタイムになると弊社のような小さな会社の食堂にも某乳酸菌飲料の販売員の女性が現れ、何人かの「お得意さん」の座るテーブルに乳酸菌飲料を置いていきます。
Aの前に乳酸菌飲料が置かれたところでAとSの間でこんな会話が交わされました。
A 「乳酸菌ってあれの予防にもいいらしいね」
S 「へえー、そうなんですか!!」
・・・・おかしいですよね、この会話。
感心するのが早すぎますよね。
「あれ」が何なのかわからない時点でどうして感心できるのでしょう。
そう私が指摘するとAも「Sは人の話を聞いてるフリをしていたんだな」と改めて気づいた様子。
第三者に指摘される前に気づいてほしいものです。
そして『あれ』って何なのでしょう?
Sは気にならなかったようですが、私は気になったのでAに聞きます。
「何『あれ』って?インフルエンザとか?」
「あ、そうそう。インフルエンザ」
「どうしてインフルエンザくらいの単語が出てこないんだ!」
今度はAに突っ込んでいると、さっき「話を聞いていない」と指摘されたSが、いかにも積極的に会話に参加しているかのように乳酸菌情報を披露し始めます。
「乳酸菌って肥満防止にもいいらしいですよ」
ムムっ!いやな予感・・・・
「なぜいいかっていうと、排便を促進するからなんです」
もー、今食事中なのにー!
追加情報その1
以前「筋トレをすると乳酸菌がたまる」と言った社員もいました。「乳酸」と「乳酸菌」は大違いだかんね!
追加情報その2
「排便」と言えば、某女性社員は「排便が著しく滞った状態」すなわち「深刻な便秘」に苦しんでおり、以前肺のレントゲンを撮ったときに「何かのカゲが映ってますね」と言われ「ええっ!こんなところまで逆流してきてるのー!」と思ったそうです。・・・さすがにそれはないよね・・・・
Copyright©Aichi Television Broadcasting Co.,LTD. All rights reserved.
【注意事項】このページに掲載されている文章・写真等の著作権はテレビ愛知およびその他の権利者に帰属しています。
無断での転載・再配布などはご遠慮下さい。
最近のコメント