テレビ愛知

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2008年03月 バックナンバー


2008年03月12日

ガチ☆ボーイ

先日、映画「ガチ☆ボーイ」の小泉徳宏監督と主演の佐藤隆太さんにインタビューしてきました。
倒れても倒れても起き上がる主人公、五十嵐君の生き様を小泉監督と佐藤さんは「イガラシズム」と呼び習わしていたそうです。
私はこの映画をすでに2回観ています。
おそらくあと一回は劇場に足を運ぶでしょう。
主題歌も挿入歌もカラオケで熱唱しています。
通っているマンツーマンの英会話教室でも外国人相手に熱弁をふるいました。
といっても簡単にあらすじを紹介しただけですけど。
かなりかいつまんで説明したはずなのに23分かかりました。
「やっぱこれ、俺の英語力じゃ無理!」という局面を何度も迎えながらも、最後まであきらめなかった私。
イガラシズムは確実に私の中にも息づいていると言えるでしょう。
つきあう方も大変だったと思いますが、相手の講師はその23分の間に4回も「オーマイガッ!」って言いましたよ。
それだけドラマチックな作品ということですな。

2008年03月13日

合格発表の季節ですね

数年前、合格発表の掲示板の前で「ヤバイよー」と言いながら嬉しそうに飛び跳ねている受験生の姿を初めてテレビで見たときは「どうしちゃったんだ、この子たちは!」と驚いたものですが、ヤバイをいい意味で使うというのは若者たちの間ではもうすっかり定着してますな。
私もちょっと使ってみたくなり、若手社員を捕まえて「そのネクタイ、ヤバイねー」と言ってみました。
「えっ、ヤバイですか・・・」
伝わっていない感じの反応が返ってきました。
「今のヤバイは若者と同じ使い方をしたものだよ」とわかりやすく伝えるために、もう一度若者らしい言い回しにして言ってみました。
「超ヤバイって感じじゃーん!」
「それはもしかして・・・誉め言葉として使ってるんですか?」
それでも確認されてしまいました。
どうやら私のヤバイは不合格みたいです(*_*)

2008年03月17日

魔法にかけられて

月曜日の昼下がり、社員食堂で女性二人(RさんとM)が何やら最近観た映画について語り合っていたテーブルに加わりました。

M「相澤さん、ノーカントリーって映画観てくださいよ」
相澤「どんな映画だっけ?」
M「えーと、殺して・・・・追いかけて・・・・殺して・・・・って感じの映画です
相澤「!!!そんな映画観たくないよっ!もっと観たくなるような説明してよ」
M「役者さんの演技がよかったです。アカデミー賞の助演男優賞も獲ってます」
相澤「何ていう役者さん?」
Rさん「あんまり有名じゃない人だよね。ナントカナントカっていう・・・・」
相澤「ナントカナントカ!!!フルネームそれじゃわかりませんよ。少しぐらいヒント下さいよ」
Rさん「ナントカ・ナントカっていうのは、上の名前も下の名前も4文字ってことだよ」
相澤「はあ・・・一応ヒントは隠されてたわけね・・・・・」
Rさん「あんまり英語っぽくない名前だった・・・」
M「確か、どっかの人ですよね」
相澤「どっか!!!そりゃ確かにどっかの人だろうよ!」
M「今のどっかは、アメリカ以外のどこかの国という意味です」
相澤「あ、そこにも一応ヒントが隠されてたわけね。でもどっちにしろ正解は二人とも思い出せないんでしょ?」
Rさん&M「アハハハハハ」
相澤「そういう時は話題を変えます。僕ねー、14日の金曜日休みだったので『魔法にかけられて』と『エリザベス・ゴールデンエイジ』2本続けて観ましたよ」
Rさん「どんだけお姫様好きなんだって話だね
相澤「あ、本当だ!全く無自覚だった。そういえばそうですねー、自分でもビックリ・・・。『魔法にかけられて』はお姫様とか王子様とか出てきちゃう映画だからカップルだらけでしたよ。平日の午後だっていうのに満員。ホワイトデーでしたしね」
M「相澤さんは誰と観に行ったんですか?」
Rさん「シッ!」
M「あっ、こういうこと聞いちゃダメでしたね・・・・・」
相澤「・・・・・・」

あーあ、私のお姫様は一体どこにいるのかしら?
ちなみにナントカ・ナントカという役者さんはスペイン人のバビエル・バルデムでした。なるほど。ナントカ・ナントカと言いたくなる気持ちもわかります

2008年03月18日

マナカナちゃん 卒業式 その1

「遊びに行こっ!」のレポーターを3年半務めたマナカナちゃんがこのたび番組を卒業することになり、そのお別れパーティーが開かれました。
会場はカラオケ屋さんの広~いVIPルームで、50人あまりの番組関係者が集まりました。
司会は「遊びに行こっ!」のナレーターを務めている私とおおみちとせさん、幹事は若手ディレクターのN君でした。
「本番のちょっと前に打ち合わせをしよう」という話になっていたのですが、開始時間の直前にそのN君から「急遽用事が入ったので大幅に遅刻します。いろいろ変更がありそうですけど、お渡ししておいた進行表にそって、適当に進めておいて下さい」という電話がありました。

パーティーが始まると、まず挨拶するはずの人が欠席していました。
確かにこれはいろいろ変更がありそうです。
変更というか「進行表と現実との乖離」といったほうがいいかもしれません。
例えば、進行表では余興タイムのトップバッターは『新人ADのO君によるお笑いステージ』となっていたのですが、O君はステージにあがると「では得意のモノマネで」と前置きして松山千春さんの歌をごく普通に歌いました。
ただのカラオケでした。
次の出演者は大丈夫なんだろうか?私は不安になりA君が歌っている最中に、2番目にステージにあがることになっていた同じく新人ADのE君のところに確認に行きました。
「この進行表だとキミ、ものすごいダンスを披露することになってるけど・・・?」
「えー、そうなんすか?聞いてませんでした」
「何か得意のダンスがあるって聞いてるんだけど?」
「あのダンスやるには決まった曲があるんですけど、その曲カラオケにないはずなんですよ」
「ないはずなんだ・・・」
「一応捜してみます。・・・・・あ、やっぱないです」
「ないのに呼ばれちゃったんだねー・・・・。じゃあ代わりに何か出来ない?」
「いやー、ちょっと・・・」
E君は他の番組のスタッフです。全く「遊びに行こっ!」と関わりがありません。ダンスを披露するためだけにN君に呼ばれていたらしいのですが、あっさり舞台に立つことをあきらめました。
その結果、ほかの出席者からたびたび「お前なんでここにいるんだ?」と訊ねられるハメになりました。
マナカナちゃんにとっても「一体誰ですかこの人は?」という疑問は大きかったにちがいありません。何しろあのお二人は今まで番組に関わった50人以上のスタッフ全員の顔と名前をちゃんと覚えているのですから。

つづく

2008年03月19日

マナカナちゃん 卒業式 その2

かわりにステージにあがったのは音声マンのY君でした。
「マナさん、カナさん、遊びに行こっ!からの卒業、そして大学もこの春無事ご卒業、おめでとうございます。お二人にこの曲を捧げます」と前置きしてから、尾崎豊さんの「卒業」を熱唱しました。
そりゃタイトルは卒業だけども、この曲ちっともお祝いしてないよね?


すっかりただのカラオケ大会と化したところで、私もマイクを握りました。
広報部・大久保と、マナカナちゃんの持ち歌である「二月のわた雪」をデュエットです。
私がマナちゃん、大久保がカナちゃんという分担です。
ご本人を前にして歌うのは緊張するもんですな。
会場に30分早く入って、パーティーが始まる前に5回もリハーサルしたのに、最初の音から外してしまいました。
それでも、お二人には喜んで頂けたようです。
一緒に歌った大久保は複数の人から「歌うまいね」と言われていました。
私は誰からも誉められませんでしたけど・・・・。

このカラオケ大会には計7組が出場しましたが、厳正な審査の結果、尾崎豊の卒業を歌ったY君が優勝ということになり、マナカナちゃんの等身大パネルをプレゼントされました。
調子に乗ったY君が、ご本人たちが目の前にいるにも関わらず、等身大パネルに抱きつくという狼藉に及んだので「ステイっ!」と一喝してやりました。

つづく

2008年03月20日

マナカナちゃん 卒業式 その3

つづいてみんなからのメッセージビデオが上映され、しんみりとしたムードになったところでお別れのセレモニーです。
感動的なムードを演出するのも司会者の仕事なのですが・・・・・。
「では、番組からマナカナちゃんに花束の贈呈です。プレゼンターはSさんお願いします。あれ?Sさんは・・・・あ、ちょうどトイレに行こうとしてたところですね、すいません。ちょっと我慢して頂いてステージにお越しください。・・・・。さあ!それでは花束の贈呈ですっ!・・・・・あれっ?花束は・・・・・何と!!今用意しているところです!!!」
司会者自ら驚いてしまうというグダグダぶり。相変わらず手探りの進行は続きます。
「続いては・・・」
「ちょっと待って下さい!」
今度はマナカナちゃんから待ったがかかりました。
「私たちから皆さんにもプレゼントがあります」
おおーっっと、これは嬉しいサプライズです。
50人あまりのスタッフ一人一人に記念品と直筆メッセージカードが手渡されました。
私のカードには「いつも素敵なナレーションありがとうございました」としたためられていました。
感涙です。

つづく

2008年03月24日

マナカナちゃん 卒業式 その4

最後は最年長のUさんの音頭で一本締めです。
「えーっ!俺~!?」とブツブツ言いながらステージに上がったUさんは手首や肩をグルグル回し始めました。最年長だけに手を叩くだけでもそれなりの準備体操が必要みたいです。
つられてみんなも手首や肩を回し始めました。
たかだか一本締めですが「いい音をさせてやるぜ!」という気合が会場に充満してきました。
きっととてもいい音がしたはずです。
Uさんが「よ~おっ!」とさえ言ってくれれば・・・。
Uさんはいきなり「せーのハイっ!」と言って自分だけ手を叩きました。
「せーの!」という、一本締めには有り得ない掛け声だったにしても「せーの!」のあとに一拍間をあけてくれたらまだ何とかなったかもしれませんが、「せーのハイっ!」って、一体どのタイミングで叩けばいいんでしょうか?
パンッ!という手拍子のかわりにズササササッと50人が膝から崩れ落ちる音がしました。
Uさんはそのまま若手に両手を引っ張られて退場させられましたが、その様子はまるでケネディ宇宙飛行センターで両手を引っ張られて連行されていく灰色の小さな宇宙人のようでした。
すっかり酔っ払っていたUさんの顔は、灰色というより真っ赤でしたけどね。

そのあと全員ステージにあがり、記念撮影が行われました。
何回かシャッターが押され、もうそろそろ撮影終了というところでUさんが「やあ!」とにこやかに右手を上げながらトイレから出てきました。
なぜ集合写真を撮るって言っているのに席を外してしまうんでしょう?ホント最後までグダグダです。
「また、あんたか!」
もはや無礼講も飛び越えた下克上突っ込みが浴びせられました。

そしていよいよマナカナちゃんとのお別れの時がやってきました。
「よしっ!みんなで胴上げだ」
「ワッショイ!ワッショイ!」
・・・・なぜかさっき花束贈呈をしたSさんが胴上げされていました。
あんな重い人を4回も胴上げしておいて「何でおまえやねん!」と突っ込む人々。
素敵なチームプレーでした。

「遊びに行こっ!」マナカナちゃん最後の出演は3月29日(土)です。お見逃しなく。

2008年03月25日

3連休の過ごし方

金、土、日と3連休でした。
英会話教室に行っただけで、他には誰とも会話を交わしませんでした。
アナウンサーなのに日本語がおろそかになってしまうという危機感を持った私は、日本語関連の雑学の本で日本語の勉強をしました。

『独法師』 ←これ、何て読むかわかりますか?
 

ひとりぼっちです。

2008年03月26日

花粉症

やっとスキューバダイビングの免許が届きました。326.jpg

サイパンに免許を取りにいったのは12月でしたが、もうすっかり春です。
花粉症のシーズンです。
ダイビングの後遺症で、鼻をかむとやたらに「耳抜き」が出来てしまいます。
そのたびにサイパンの海を思い出します。
鼻をかむ私の姿を見ながら「みんな花粉症で大変そうですね。僕なんか一日で直りましたよ」と言って去っていた人がいました。
それはたぶん花粉症じゃなくて、風邪だと思います。

2008年03月27日

病院嫌いの猫

327.jpg
ウチの猫は病院に行くと大暴れします。
以前注射を打ってもらった時には、前足を押さえていた私の手に激しく噛み付き、飼い主まで手当てされるハメになったことがあります。
今回はレントゲンを撮ってもらったのですが、私がレントゲン撮影室の外で待っていると獣医さんの「あ゛あ゛あ゛~」という声が聞こえてきました。
またやったみたいです。

2008年03月31日

We are the Champion

知り合いの結婚式の2次会に行きました。

そういう場所に行くとどうしても「新郎新婦は勝ち組、どうせあたしゃ負け組ですよ」という気持ちが湧き上がってきます。
そんな私の気持ちを知ってか知らずか、新郎新婦入場の時に流れた曲はクィーンの「ウィー・アー・ザ・チャンピオン」でした。


そこまで勝ち誇らなくても・・・・・・。

アナウンサーの動画を見る!

プロフィール

【最近面白かった漫画】
「三月のライオン」
「とめはねっ!」
「宇宙兄弟」
「モテキ」
「へうげもの」
「もやしもん」
「こさめちゃん」
「犬のジュース屋さん Z」

【好きな言葉】
「振り向くな、振り向くな、後ろには夢がない」(寺山修二)
「しゃかりきコロンブス」(光ゲンジ)

【担当番組】
ニュースデータで解析!サンデージャーナル、特番など

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