清須会議インタビュー その2
☆☆☆歴史マニアの三谷さんのこだわりを感じたことはありますか?
大泉さん「セットも豪華ですごかったですし・・・・。
映画を観ている人には全くわからない細かいところ、たとえば屋根とかも緻密に板を何枚も重ねて作られていたりですとか・・・・。
・・・・わからないですよね、観てる人には・・・・。
あと登場人物のビジュアルへのこだわりはすごかったですね。
よく教科書なんかに出てくる肖像画になるだけ似せて作りたいっていう、ものすごいこだわりを見せるわけですよ」
☆☆☆その結果、秀吉の頭も・・・・
大泉さん「時代劇史上一番細いマゲじゃないでしょうかねえー。風鈴みたいですもんね。
三谷さんはそこにも並々ならぬこだわりがあったんです。
秀吉がハゲネズミと呼ばれていたということに。
信長が秀吉の妻の寧にあてた手紙の中で『お前のような素晴らしい女性は、あのハゲネズミにはもったいない』って書いている・・・・その一言に三谷さんはすごくこだわって僕をあんな風にしてしまったんですけど・・・・。
うーん・・・・そこまでハゲネズミにこだわる必要があったんだろうか?って、私、今になって思うわけですけどね。
今までの秀吉のイメージのサルっていうことでねー、よかったんじゃないのか?って思うんですけどねえー」
☆☆☆ハゲてるうえにネズミですもんねー
大泉さん「実際今回僕のカツラを作ってくれた人って、僕が『ゲゲゲの鬼太郎』でねずみ男やったときと同じ人なんですよね・・・・・」
つづく