テレビ愛知

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2009年04月08日

マンモスフリーマーケット

ゴールデンウィークのご予定はもうお決まりですかな?
ここでイベントのお知らせです。
テレビ愛知主催の人気イベント
「マンモスフリーマーケット」が
5月2日、3日にポートメッセ名古屋で開催されます。

特設ステージではモノマネ芸人ホリさんをはじめ、
ゲストによる楽しいショーが繰り広げられます。

そして、その盛りだくさんのイベントの間隙をぬって、
私と女子アナたち(まだメンバー未定)による
初のトークショーもやらかしちゃうことになりました。

初です。

何をしゃべったらいいかもわかりません。

そこで!
皆様からトークの「お題」募集しております。
こちらから応募して下さい!http://www.manmos.com/data/index.html#radio
お待ちしております。

2009年04月13日

マンモスフリーマーケット情報 その2

マンモスフリーマーケットでの、アナウンサーのスケジュールが決まりました!
5月2日は私と水口・荒井両女子アナ。
3日は私と改野アナ、高木アナです。

2009年04月21日

アナウンサー朗読劇

5月5日の子供の日、名古屋・栄のオアシス21で行われる『キッズフェスティバル』というイベントの中で、テレビ愛知のアナウンサーが朗読劇をやることになりました。

子供向けのイベントということで『猿蟹合戦』を面白くアレンジした台本を書いたのですが、アレンジし過ぎてとても子供向けではなくなってしまい、ボツになりました。

子供向けとしてはふさわしくないけれど、大人の皆さんに読んでいただくぶんにはよろしかろうということで、ここでその幻の台本を発表していこうと思います。
私のイメージした配役は以下の通り。

相澤・・・ナレーション、クリ
高木・・・サル、ウス
水口・・・カニ、牛糞
改野・・・子蟹
荒井・・・ハチ

私が猿蟹合戦を書くにあたって、まずひっかかったのが、「なぜカニはむざむざサルにオニギリを奪われてしまったのだろうか?」ということでした。
その問題をクリアした結果、こんな書き出しになりましたよ。

では相澤版・猿蟹合戦、はじまり、はじまり!

あるところにお腹をすかせたカニがいました。
カニはもうすぐお母さんになるので、お腹の中にいる子供のためにも栄養をつけなくてはいけないのに、ちっともエサが見つかりません。
丸三日もエサを探しつづけ、やっと道の上にオニギリが落ちているのを見つけました。
普通のオニギリではありません。いや、普通といえば普通ですが、それはコンビニのオニギリだったのです。

カニ「私の大好きなツナマヨネーズだわ!」

カニはオニギリにとびつきました。

カニ「えーと、賞味期限は5月3日・・・・今日は5月・・・・えーい、見なかったことにしよう。頂きまーす」

丸三日何も食べていないのですから、しょうがありません。
でもカニはなかなかオニギリが食べられません。
カニの手はハサミですから、おにぎりのビニールのパッケージがうまくはがせないのです。

カニ「ああん、もう、イライラする。こうなったらハサミでバラバラに切り刻んでやる」

そこへサルが通りかかりました。

サル「バラバラに切り刻んでしまったら、それはもうオニギリじゃなくなっちゃいますよ。ちょっと貸して御覧なさい。このオニギリのさきっちょのマル1って書いてあるところを上から下に引っ張って、ビニールを左右に引っ張ればパリパリの海苔がご飯に巻けるんです。・・・ああああ!」

カニ「どうしました!?」

サル「海苔の角のところがビニールに残ってしまったー」

カニ「何だ、いいですよ、それぐらい。ありがとうございました」

サル「どういたしまして。では頂きます。モグモグモグ」

カニ「ちょっと何してんの!あーあ、食べちゃった・・・・」

サル「ああっ!本当だ!ビックリした」

カニ「ビックリしたのはこっちですよ」

サル「すいません。私、食べ物が目の前にあると食べてしまう習性があるんですよ。しょせん野生動物ですからねえ」

カニ「一体どうしてくれるんですか!私もう三日も何も食べていないんですよっ!」

サル「ええーっ!そうなんですか!そんな風には見えなかったものですから、つい・・・・。それは悪いことをしましたね。ではお詫びにこれを差し上げましょう」

カニ「何ですか、これは?」

サル「柿の種です」

カニ「そんなもの食べられやしないじゃないですか!」

サル「そりゃ今は食べられませんよ。でもこの種を蒔けば、やがて柿の実がたくさんなります。そうなったら柿食べ放題!しかも毎年毎年実がなるんですから、もう食べ物の心配をしなくていいんですよ。オニギリを食べてもお腹が膨れるのはほんのいっときのこと、それに引き換え柿は一生ものですよ。わあ、得しましたねえカニさん。それではさよおなら」

なんと口のうまいサルでしょう。まるでアナウンサーのようです。
すっかりサルの口車に乗せられたカニは種を土に埋め、水をやって大事に育て始めました。

カニ「早く芽を出せ、柿の種。出さぬとハサミで切っちゃうぞ」

柿の種はピクリともしません。カニはもっと本気で脅してみることにしました

カニ「とっとと芽を出さないとどういうことになるかわかってるんでしょうね?このハサミの切れ味試してみるかい?」

すごい迫力です。
柿の種はそっこうで芽を出しぐんぐんぐんぐん伸びて、じゃんじゃん実をつけました。
ところが、木に登れないカニは実を取ることができません。
困っているとそこへまたサルが現れました

サル「おやおや、お困りのようですねー。木登りなら任せて下さい」

サルはスルスルと木に登り、おいしそうな柿をパクパク食べ始めました。

カニ「何をしてるんですか!それは私の柿ですよ」

サル「前も言いましたよね。私、食べ物が目の前にあると食べちゃうんですよ」

カニ「ああん、もう。じゃあ少しぐらい食べてもいいですから、いくつかこちらにも柿を投げて下さいよ」

サル「投げればいいですか?じゃあ、このへんのまだ青いヤツをもいで・・・・。これでもくらえ!」

サルはいきなり柿をカニに投げつけました。

カニ「痛いっ!こんな硬い実を思い切り投げつけるなんてひどいじゃないですか!」

サル「いつかのオニギリの仕返しですよ」

カニ「何を言ってるんですか!オニギリを取られたのはこっちでしょ!」

サル「あのオニギリ、賞味期限切れてたでしょ。あのあとお腹壊して大変だったんですから。よくもそんなものを食べさせてくれたな、えいっ!」

カニ「痛いっ!」

つづく

2009年04月22日

アナウンサー朗読劇 その2

サルの投げた柿はカニのお腹に当たりました。
そして、グシャっという音がしてカニのお腹は割れてしまいました。
口から泡を吹きながらカニが倒れるのを見て、サルは木から飛び降りて逃げ出しました。
その時です。
柿をぶつけられて割れてしまったカニのお腹から子蟹が出てきました。
何てかわいそうなんでしょう。
せっかくお腹から出てきたのに、お母さんはもう息を引き取っていたのです。
子蟹は泣き叫びました。

「わーんわーん」

そこへ山のクリがやってきました

クリ「こりゃひどーい。びっクリした。一体何があったんだクリ。教えてクリよ」

子蟹「(激しく泣きながら)おかあさんが死んじゃったー(というようなことを言っているらしいが何を言っているのかよくわからない)」

クリ「何を言っているのかまるでわからないクリよ。泣くか話すかどっちかにしてクリ」

子蟹「わーんわーん」

クリ「泣くほうに専念するクリか!・・・泣いてばかりいては前には進めないクリよ。さあ、何があったか話してみるクリよ」

子蟹「おかあさんが死んじゃった~」

クリ「うん、それは見ればわかるクリよ。どうしてこうなったのか話してほしいクリ」

子蟹「わかんないよっ!だって僕はおかあさんのお腹の中にいたんだよ。バン、バン、グシャって音がしたと思ったら外が見えたから出てきたんだ」

クリ「バン、バンというのは柿の実がぶつかった音だクリ。ここに青い柿が2つ落ちているからね」

子蟹「くそう、柿めー。よくも僕のおかあさんを・・・」

クリ「落ち着クリ!柿は自分からぶつかってきたりしないクリよ。誰かが柿を投げつけたクリよ。お腹から出たあと誰かの姿を見なかったかい?そいつが犯人クリ」

子蟹「僕が見たのは・・・クリ」

クリ「わしじゃないクリ!さっきから何もうこの子ちょっとウザイクリ。クリが柿を投げるなんて無理クリよ。大きさ的に。わしの前に誰かの姿を見なかったクリか?」

子蟹「そういえば何か茶色いヤツが逃げていった。お尻が赤いヤツだったよ!」

クリ「それはサルだクリ。あいつは悪さをクリ返しているクリ。この間もわしの自転車のサドルだけ盗んでいったクリよ。自転車盗むんならわかるけど、サドルだけって意味わかんないクリよ。仕方がないから立ちこぎして乗ってたら、交差点で止まったときにちょっと油断してサドルがないのに座っちゃって、むき出しのパイプがお尻に刺さって、はうっ!ってなったクリよ。もうお尻が大変なことになったクリよ。思い出してもはらわたが煮えクリ返るクリ。懲らしめなくてはいけないクリ!・・・・・・とはいえクリがサルを懲らしめるのは物理的に難しいクリ・・・」

子蟹「あのー、すいません。さっきから気になってるんですけど。何で語尾に『クリ』ってつけるんですか?」

ハチ「それは、クリだからよブンブン。きょうはみんないろんな役をやるから、しゃべっている言葉で今何の役を演じているのか、お客さんにわかって貰うようにしているのよブンブン」

子蟹「なるほどー。じゃあ、ブンブン言っているあなたは・・・・暴走族ですねっ!」

ハチ「(首を横に振り)ブンブンブン!誰が暴走族なもんですか!失礼な!ブンブンといったら、ハチに決まってるじゃないっ!」

クリ「まあまあ。この子蟹はちょっといらっとするところがあるけど、悪気はないクリよ。おかあさんをサルに殺されたかわいそうな子なんだクリ。この子のためにサルのヤツを懲らしめてやりたいと思ったんじゃが、わし一人ではどうにもならないクリ。ハチさんにも力を貸してほしいクリ。どうか一緒にサルを懲らしめてほしいクリ。この通りクリ」

子蟹「僕からもお願いします」

クリ「僕からもお願いしますじゃないクリ!そもそもお前のためにお願いしてるクリよ!もうっ!」

ハチ「わかったわ。二人とも顔を上げて。実は私もサルにはかなり頭にきてたのよ」

カニ「どんなひどいことをされたんですか?」

ハチ「私たちが集めたハチミツに外国産のハチミツを混ぜたのよ。おかげで純国産として売り出すことが出来なくなってしまったの」

クリ「サルめー、また意味のわからない嫌がらせを・・・・」

ハチ「よーし、そういうことなら仲間は多いほうがいいわよね。私が見つけてきてあげる、ブーン」

クリ「おおっ!あっという間に飛んでいってしまったクリ。・・・ハチさんが加わったことで物語の展開がぐっと速くなったクリ!」

つづく

2009年04月23日

アナウンサー朗読劇 その3

ハチ「ブーン。ただいま!」

クリ「ビックリ!もう帰ってきたクリか!」

カニ「本当に早いですねえ」

ハチ「新しい仲間を紹介します。ウスさんです」

ウス「ウース!」

クリ「そういえばウスさんもサルにはひどい目に合わされているクリね」

ウス「ウス!わしはサルのヤツに油性ペンで眉毛を書かれたでごわす!」

カニ「え!そのりっぱな眉毛、落書きなんですか!とっても怖そうな顔してると思ったのに・・・」

ハチ「(首を横に振り)ブンブンブン!本当はとっても優しい顔をしているのよ。でもそんな優しいウスさんも、サルだけは許せないんだよねっ」

ウス「わしの顔は木で出来ているでごわす。サインペンで書かれた落書きを消すにはカンナで削るしかないでごわす。そんな痛いこと、わしにはとてもできんでごわす!」

カニ「ウスさん、見かけのわりによわっちくないですか?大丈夫ですかねえ・・・」

つづく

2009年04月25日

アナウンサー朗読劇 その4

牛糞「フンっ!頼りないメンバーばかりだねえ。そんなメンバーであのずるがしこいサルに勝てると思ってるのかい?フンっ!はっきり言って無理だね」

カニ「え!誰ですかこのフンフン気取ってる人は?」

クリ「フンフン気取ってるけど、牛のフンだクリ」

カニ「牛のフンって、牛のうんちってことですか!・・・女子アナにそんな役・・・」

牛糞「フンっ!あたしが知恵を貸してやろうって言ってるんだ。言うことをお聞き!フンッ!じゃあまずハチさん、ひとっ飛びして、サルの家を偵察しておいで!」

ハチ「OK!じゃあ、行ってきまーす!ブーン!」

牛糞「他のみんな、よく聞きな。サルに勝つためには、ただ力を合わせるだけじゃダメだよ。それぞれが自分の持っている武器を活かすことが大事さ」

カニ「武器って?」

牛糞「例えば、ハチさんはああやって空を飛べる。それに針で刺すこともできる」

カニ「だったら僕の武器はハサミだね。あと水の中とか得意だよ」

牛糞「クリ!お前の武器は何だい?」

クリ「ええっ!武器?いきなりそのようなことをおっしゃられましてもねえ・・・。じゃあ、ウスさんの武器は?」

ウス「わしの武器は重さでごわす。わしがのしかかればたいていの者はのびてしまうでごわす」

牛糞「なるほど。ウスの武器は重さ・・・。じゃあ、クリは?」

クリ「・・・甘さ

牛糞「甘さは武器じゃないよ!」

そこへハチが帰ってきました。

ハチ「ブーン、行ってきたよ」

牛糞「フンっ!サルのヤツ、呑気に昼寝でもしていたかい?」

ハチ「(首を横に振り)ブンブンブン、留守だったわ」

牛糞「部屋の中は見てきたかい?」

ハチ「真ん中に囲炉裏があって、あと土間には大きな水がめがあったわよ」

牛糞「フフーン。水がめと囲炉裏ねえ・・・・・。よしっ!作戦は決まったよ。みんな、出発だ!サルが留守のうちにヤツの家に忍び込んで待ち伏せするんだ」

まもなく5人はサルの家に到着しました。

牛糞「よーし、みんな今から私が言う場所に隠れるんだよ。そしてサルが自分の前に現れたら自分の武器を生かして戦うんだよ。まずカニくんは水がめの中!」

カニ「OK!水の中は大得意さ」

牛糞「ハチさんは天井で待機だよ」

ハチ「ブーン。このへんでいいかしら」

牛糞「ウスは屋根に登って待ってな」

ウス「ウス!」

牛糞「クリは囲炉裏の灰の中に隠れてな」

クリ「隠れるのはいいけど、わしはみんなのように武器を持っていないクリ。どうやって戦えばいいクリか?」

牛糞「何も取り柄がなくたって、全身でぶつかれば何とかなるもんさ」

クリ「武器はないといったけど、取り柄がないとは言ってないクリ。ちょっとひどいクリ。取り柄ならあるクリ。わしはとっても甘くておいしいクリよ」

牛糞「そんなに食べられたいのかい!

クリ「いや、そういうわけではないクリ・・・」

牛糞「とにかくクリは全身でぶつかること、わかったね!」

そう言いながら牛のフンは家の入り口に寝そべりました。しばらくすると、サルが帰ってきました。

つづく

2009年04月26日

アナウンサー朗読劇 その5

サル「あー、きょうも疲れたなあ。さてお茶でも沸かすか」

サルが囲炉裏に火をくべました。
灰の中に隠れていたクリは熱々に焼けました。
そしてその熱くなった体で思い切りサルの顔に体当たりしました。

クリ「クリアターック!」

サル「あちちちちち」

これにはサルもたまりません。

サル「水!水!」

あわてて水がめのところへ走っていきます。
そして顔を冷やそうと水がめにサブンと顔をつけました。
ところがそこではカニが待ち構えていました。
カニがハサミで

カニ「鼻をチョッキン」

としましたから、またまたサルは

サル「いたたたたた」

そこへ今度は天井から

ハチ「ブーン」

とハチが飛んできて

ハチ「チクっ!」

とサルのお尻を刺しました。

サル「いててててて。ハチだ!ハチがいるぞ、逃げろっ!」

家を飛び出したサルが踏んづけたのは牛のフンでした。

牛糞「フンっ!滑って転びなさい」

サル「うわっ!」

サルは牛のフンに足を滑らせ、すってんころりんと尻もちをついて、玄関の前に仰向けに倒れました。
あとはそのサルのうえに屋根からウスが飛び降りればサルにとどめをさすことができます。
ところがウスは飛び降りません。
しばらくするとサルは立ち上がって逃げていきました。
それでもウスは屋根の上で黙って見ていました。

ハチ「一体どうしたっていうのよ、ウスさん」

カニ「サルが逃げちゃったじゃないか」

ウス「サル者は追わずでごわす。もうわしがとどめをさす必要はないでごわす。サルはもう十分懲りたはずでごわす。わしたちがいつでもまた力を合わせられることがわかれば、もうサルも悪さをすることはないはずでごわす」

そう言ってウスはゆっくりゆっくりはしごを使って屋根から下り始めました。
その様子を見てハチが言いました。

ハチ「本当は思ったより屋根が高くて飛び降りるのが怖くなったんじゃないの?」

ウス「そ、そんなことはないでごわす」

ハチ「ほんとかなー。だったらそのはしご外しちゃえー」

ウス「や、やめてくれでごわすー」

つづく

2009年04月27日

アナウンサー朗読劇 最終回

カニ「それにしてもこの作戦を立てたフンさんはすごいよね。あれ?フンさんは?フンさん、どこにいるの?」

ハチ「大変だ!フンさんが・・・」

フンはすっかり変わり果てた姿になっていました。サルに踏みつけられたときに、地面に強くこすり付けられてせいで、回りのドロや草と混ざってしまったのです。

ハチ「・・・もうどっから土で、どっからフンかもわからない・・・・」

カニ「フンさーん、返事をしておくれよう・・・といっても・・・顔がどこかもわからない・・・」

牛糞「フンっ・・・」

カニ「あ、顔はそこだね」

牛糞「フン、私が立てた作戦だからね。自分がこうなることは大体予想していたさ」

ハチ「フンさんがそんな覚悟でいたなんて・・・」

カニ「ウンチとか言ってごめんなさい」

牛糞「フン。いいのさ。実際ウンチだしね。ウンチだし、ニオイもきつい。そんなあたしをあんたたちは仲間として認めてくれた。フン、礼を言うよ。ありがとう」

クリ「フンだからって、そんなくさい台詞、似合わないクリよ」

ハチ「フンさん、しっかりして!」

カニ「フンさん!」

牛糞「フン、悲しんだりするんじゃないよ。私たちフンはね、みんなこうやって土に還っていくもんなんだよ」

それが牛のフンの最後の言葉でした。
カニたちはフンがいた場所を忘れないように花の種を蒔きました。
種はまもなく芽を出し、やがてひときわ大きな花を咲かせました。
牛のフンが肥料として花の成長を助けたのです。
その花からはとてもいいニオイがしたということです。

おしまい

・・・・という台本でしたが、キッズフェスティバルというイベントにふさわしいものにするため、7割書き直しました。
一体どう変わったか?
興味のあるかたは5月5日、午後2時30分、オアシス21にお越し下さい。

アナウンサーの動画を見る!

プロフィール

【最近面白かった漫画】
「三月のライオン」
「とめはねっ!」
「宇宙兄弟」
「モテキ」
「へうげもの」
「もやしもん」
「こさめちゃん」
「犬のジュース屋さん Z」

【好きな言葉】
「振り向くな、振り向くな、後ろには夢がない」(寺山修二)
「しゃかりきコロンブス」(光ゲンジ)

【担当番組】
ニュースデータで解析!サンデージャーナル、特番など

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