いざ歌舞伎の世界へ！
名古屋平成中村座、観劇してまいりました！！
宝塚や、劇団四季、東宝などミュージカルは
頻繁に観劇しているのですが、歌舞伎は初めて！
難しいのかな？と思ったのですが、色んな芸術に触れたいと思って、
思い切ってチケット購入しました(^ム^)
名古屋城の二之丸広場に建てられた芝居小屋、
とっても粋なロケーションにテンションもどんどん上がります！！
ドキドキしながら会場内へ...
２階席だったのですが、
とっても身近に役者さんを感じることのできる広さなのですね！
マイクを使っていないのにしっかりと声が届いて...すごいなぁと終始感動しっぱなしです。
１幕目の義経千本桜は、中村勘九郎さんのオーラと、中村扇雀さんの早変わりと身体能力に圧倒され、
静御前役の中村梅枝さんの美しさに胸がときめきました...！！
目線の配り方、立ち振る舞い、女性の私が参考にしたいくらい
奥ゆかしさ満載でした。
２幕目の弁天娘女男白波はセリフが比較的現代の言葉になっていて
見ていてクスっと笑えるところもありました。
中村七之助さんが美しく、ユニークに、でもかっこよくて！！（矛盾してそうに聞こえますが、本当なんです！！！）
最後の５人衆が名乗る場面は拍手だけでは足りないのではないかと思うほどしびれました。
もう一度言います。
ほんっっとうに
しびれました。
そして最後の３幕は...仇ゆめ
これは中村勘九郎さんと、中村七之助さんの兄弟だからこそ
できる作品なんだろうな、と思いました。
踊りやセリフの間合い、どれをとっても「阿吽の呼吸」とはこのことなんだなと...！
冒頭はユーモラスに（勘九郎さんのアドリブには会場全体が笑いに包まれていました）
最後はホロっと泣ける物語。
劇中に、お城での仮設小屋だからこその粋な演出もあり
本当に観劇してよかったなぁとしみじみ。
今回の歌舞伎で注目したのが、中村虎之助さんです！！
まだ若手の役者さんですが、舞台上でとってもきらきら光っておりました！！
（私よりも年下ですがとーっても男らしい演技をされます。）
敷居が高いのかなと思っていたのですが、実際に見てみると
すっかり歌舞伎の虜です。
豪華絢爛な着物衣装は、ミュージカルの衣装とはまた違った美しさがありますね。
ちょっとこれは歌舞伎観劇も趣味の１つに加わりそうです...
次は着物を着て観劇したいなぁ～(*^_^*)
