10月9日、土曜日から名古屋ボストン美術館で『錦絵の黄金時代』という展覧会が始まります。
その音声ガイドを担当することになりました。
絵をナレーションで紹介するのですが、普通のナレーションではなく、蔦屋重三郎という浮世絵の版元になりきって読んでます。
みなさん是非聞いてやっておくんなせえ。
10月9日、土曜日から名古屋ボストン美術館で『錦絵の黄金時代』という展覧会が始まります。
その音声ガイドを担当することになりました。
絵をナレーションで紹介するのですが、普通のナレーションではなく、蔦屋重三郎という浮世絵の版元になりきって読んでます。
みなさん是非聞いてやっておくんなせえ。
「北の国から」の主題歌をCMで使用しているアルコール飲料を番組で紹介しました。
本番前、その商品のポスターの前で、荒井アナが口をひん曲げてごにょごにょ言っていました。
「北の国から」の主人公を演じたあの俳優さんのモノマネをしているようです。
あまりにも似ていないので「あなた誰ですか?」と聞いてやりました。
荒井アナは胸を張ってこう答えました。
「田中角栄です」
真剣に間違えたみたいです。
涼しくなってきましたね。
普段は地下鉄で通勤しているのですが、夜風が心地いいので家まで歩いて帰ることにしました。
大体45分くらいの道のりです。
なかなか健康的でいい感じです。
自宅の最寄の駅の一つ手前の駅まで歩いたところで、ポケットに小銭入れが入っていないことに気づきました。
その中に家の鍵を入れておいたのに。
会社まで地下鉄に乗って戻りました。
「プライベートでも思わず『だってばよ』と言ってしまうことはないですか?」
大人気アニメNARUTOで、主人公のナルトを演じている声優の竹内順子さんに聞いてみました。
絶対にないそうです。
ちゃんと切り替えが出来ているんですね。
それに引き換え私の友人は、ある漫画を読んでいただけで主人公の口癖が移ってしまい、よりによってケンカの最中にそれが出てしまいました。
「悪いのはそっちなのだ」
読んでいたのは天才バカボンでした。
会社で呼び止められました。
「あ、相澤さん!えーと・・・・・きのうだったけかな、おとといだったっけかな?前にテレビ愛知にいた、えーと・・・Aさんか、Bさん、どっちだったけかな?・・・どっちかが『相澤さん、元気ですか?』って言ってましたよ」
なんといううろ覚え情報でしょう。
という私もAさんのほうの顔が思い出せないんですけど・・・・。
またカラオケの話題で恐縮です。
歌っていたらメンバーの一人に誉められました。
「相澤さん、歌上手いです。・・・・私と同じくらい」
エラそーに!
そんな誉め方、思っててもするな!
それに言わせてもらえば、私のほうが確実に上手いぞ!・・・・と思ったのですが、もしかしたら正しいのは彼女のほうかもしれません。
録音して聴いてみないと自分が実際にどう歌っているか知ることはできませんからね。
自分の姿は結構自分では見えないものです。
以前、後輩と「どちらの髪の毛が多いか」で論争したことがあります。
その後輩も髪が年々貧弱になっており、すでに普通の髪型はあきらめて五厘刈りにしています。
私は勝っているつもりだったんですけど「相澤さん、上から見たら・・・・」と言われてしまいました。
私の場合、鏡で自分でチェックできる前髪はわりとあるんですけど、自分ではなかなか見えない頭頂部がやや手薄なんですよね・・・・。
自分の姿は自分では見えないという分かりやすい例です。
でもその後輩も自分の姿が見えていませんでした。
ある女の子について「あの髪型はいまいちですね」なんて言ってたんです。
お前が言うな!
相変わらず一人でカラオケに行っている。
店によっては受付で人数、名前、そして年齢を書かされることがある。
41歳にもなって一人カラオケか・・・と思ったら、サバを読みたくなった。
「38歳ぐらいにしておこうかな・・・でも一度そんなことをしたらクセになってしまうかも・・・」
結局サバは読まずに「1人・41歳・相澤」と記入した。
部屋に入ると「徳永英明特集」と銘打って「ハナミズキ」「レイニー・ブルー」「赤いスイートピー」「瞳はダイヤモンド」を熱唱した。特に「ハナミズキ」は最近の課題曲であり、繰り返し歌った。
4回目の「ハナミズキ」を歌っていたところで携帯電話が鳴った。
会社の後輩からだった。
カラオケしていることがバレないように、慌てて部屋を飛び出し電話に出た。
「もしもし」
「相澤さん、もしかして一人カラオケしてません?」
「え!え!え!」
何でバレてるんだ!
あいつもこの店に来てるのか?
俺の声があまりにも大きくて店中に響いていて、それでバレたのか?
ものすごい勢いでキョロキョロと周囲を見渡した。
「今カラオケに来たら受付の紙に『1人・相澤・41歳』って書いてあったから・・・」
恥ずかしかったが、そのあと後輩たちの仲間に入れてもらって一緒にカラオケをすることができた。
そりゃ一人よりみんなと歌ったほうが楽しいですよ。
よかった。41歳と書いておいて。
もし38歳と書いていたら、後輩も私だと思わなかったかもしれない。
あるいは・・・
もっと恐ろしいのは全て見破られることだ。
「38歳って書いてありましたけど、これって相澤さんですよね。相澤さんってサバ読んだりするんですねー」なんて言われたら・・・・。
本当にサバ読まなくてよかった。
・・・・でもねー、そこからカラオケ4時間ですよ。
こっちはすでに1時間「徳永英明特集」で高音の歌ばっかり熱唱していたというのに。
さすがにしんどかったな・・・・
名越アナとADのMとカラオケに行った。
2人とも20代前半だ。
私は若い人たちとカラオケに行ったら、まず最新の曲から歌うことにしている。
最初から古い歌ばかり歌っていると「知らない曲ばかり歌いやがって。やっぱ世代の違う人とのカラオケはしんどいな」と思われてしまう恐れがある。
最新の曲を何曲が歌ったうえで古い歌を歌えば「相澤さんはたくさん引き出しを持っているのだなあ」と感心してもらえるのだ。
今回もまず東京事変の最新アルバムから2曲歌った。
そのうえでちょっと、というか結構古めの曲、山下達郎さんの「2000トンの雨」を入れた。
・・・時期尚早だったようだ。
もう少し新しい曲を何曲か歌ってからにすればよかった。
入れたとたん名越アナに「知らなーい」と大笑いされたのだ。
それにしても、まさか笑われるとは・・・・
確かに君らにとっては古過ぎる曲かもしれないが、笑わなくたっていいじゃないか
「そんなことも知らないんですか?」と笑われるより「そんなの知らなーい」と笑われるほうが屈辱が大きいんだぞ
でも若者たちはそんなこと思いもしないんだよな。
くそう。若さってやつは・・・。
そんな悔しさを飲み込みつつ歌っていたら名越アナに「相澤さん、山下達郎合ってますねー」と言われ、多少ご機嫌を回復する。
「そうだ!私あの曲好きなんです。なーがーくー・・・・ってヤツ」
それは山下達郎ではなく、オリジナルラブの「接吻」だっ!
でも「接吻」も元々持ち歌の一つなので、すかさず選曲&送信!
若者のリクエストに答えるという形なので、古い曲だっていいだろう。
なーがーくー・・・・と思う様ネットリと歌っていたら、名越アナから「達郎!」という掛け声が飛ぶ。
だから達郎じゃないっつーのっ
歌い終わると名越アナが「相澤さんの歌い方、米米クラブのあの人っぽいかも。今度は米米歌って下さい」と言い出したので、また若者のリクエストに答えるという形で古い曲を入れる。
実は米米クラブもかなり得意としているのだ。
「これはある意味理想の展開になっているかも」と一人ほくそ笑む。
やがて米米クラブの「シュールダンス」のイントロが流れ始めた。
行くぜっ!
ってタイミングで名越アナは飲み物を取りに行きました・・・。
聴く気がないなら歌ってなんて言わないで
キィィィィー、ぐやじいー
こうなったらアレを出すしかない。
今度は若者からリクエストされたわけではないが、徳永英明さんの「レイニー・ブルー」で勝負を賭ける。
渾身の熱唱。
確かな手ごたえがあった。
「よかったです。私もバラードが歌いたくなりました」と名越アナ。
Mも続く。
「そうそう。抑圧されました」
抑圧
触発じゃなくて
生放送の本番中、急にノドがいがらっぽくなりました。
自分が映っていないタイミングを見計らって、出来るだけ声を殺して咳払いをしていたら、フロアディレクターさんが私のほうを見て、口の動きで何やら問いかけてきました。
本番中なので声を出すわけにはいかないのです。
その唇の動きから私が読み取ったのは・・・・・
ビール
えっ!何で本番中にビール
戸惑っている私を見てフロアディレクターさんはさらに右手でコップを持ち上げるジェスチャーを付け加えます。
ええーっ、ますますビールっぽい・・・・。
確かにいがらっぽいノドを潤すために水分は欲しいところでしたけど、別にビールじゃなくてただの水でいいんですけど・・・・あっ!
フロアディレクターさんは「水、いる?みーず」と言っていたのでした。
試しに鏡の前にいって、「水」、「いる」、「ビール」と言っている口の形を確認してみて下さい。
区別つきませんから!
口の動きをわかりやすく見せようと、ゆっくり「みーず」と言っていたのも余計紛らわしかったんですな。
でも普通本番中ビールだと思わないか・・・・。
ある年配の男性が女子大生に向かって「キミ、老けてるって言われない?」とかなり失礼な言葉を投げかけました。
女子大生はムッとしながらこう言い返しました。
「そんな・・・老けてるなんて言われたことありません!・・・・『大人っぽい』とはよく言われますけど」
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