第1話 NTS始動
2012年4月7日(土)
ある夜、チョ・ミョンホ大統領に1本の電話が入る。韓国に亡命を要請している物理学者のキム・ミョングク博士がロシアの情報機関に拉致されたというのだ。大統領は新エネルギー開発を推進しており、これにキム博士を開発者として加えるためにも、博士の救出作戦の実行をする。作戦にはヨングァン率いる秘密要員が投入され、ヨングァンらは日本鳥取のとある建物に監禁された博士を救出しようと試みるが、ヒョクやヘイン率いる謎の勢力にこれを妨害される。あと一歩のところでキム博士を逃したヒョクは、ヨングァンを拷問するが、ヨングァンは居所を吐こうとしない。上からヨングァン始末するよう命令されるが、ヒョクは彼を生かすのだった。
3年後、NTS(国家対テロ情報院)特殊要員のジョンウは、上司のソンチョルと共に遊園地で張り込みをしていた。捜査は空振りに終わるが、ジョンウはその遊園地で偶然ヘインと出会い、一目ぼれをする。その後国情院の広報館でヘインと再会を果たしたジョンウは積極的にアプローチするが、ヘインは取り合わないのだった。
ヨングァンは再び大統領に呼ばれ、NTSの局長を引き受けてほしいと頼まれる。一度は断るヨングァンだったが、ヒョクがDIS(アメリカ国家情報局)の東アジア支部長として韓国にやってくることを知り、局長となって戦う決意をする。
ある時、ジョンウは海外任務を命じられイタリアへ向かう。作戦パートナーとの合流場所に現れたのは、なんとヘインだった。
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