番組表

相澤「一番大変だったシーンは?」

 

榮倉さん「すり鉢ですかねえ?」

 

岡田さん「すり鉢かなあ・・・」

 

相澤「すり鉢?」

 

岡田さん「仙台の図書館で戦うシーンを撮影させてもらうことになって、そこにすり鉢状になっている場所があるんですけど、そこでの撮影が大変すぎて・・・。そのあとはそこを見ただけでみんなちょっと疲れちゃうっていうぐらいの場所になっちゃったんです(笑)」

 

相澤「タスクフォースのみなさんは、撮影のために訓練も受けたそうですね?」

 

岡田さん「特殊部隊の先生に来てもらって、集団でどうやって攻めるのか、どうやって展開するのかという訓練を受けて、みんなでトレーニングしてましたね。今話に出たすり鉢のシーンは、タスクフォースが攻められて、後ろに下がっていくシーンだったんですけど、そういうときにどう動いて、誰がどうフォローしてっていうのが自然にできるようにする必要があったので。図書館戦争って、パンパン、スピーディーに撮っていくので、現場で動きを決めている時間がないんですよね」

 

相澤「訓練で一番難しかったのは?」

 

榮倉さん「集団でトレーニングしているときに隊長役を何回かチェンジしてたんですよね。隊長に選ばれたときに瞬時に判断してみんなを動かさなきゃいけないのが難しかったですね。やっぱり命かかってるって思うと・・・すごいことやってるんだなって実感しながら・・・」

 

岡田さん「榮倉さんが隊長やってたとき面白かったですよ」

 

榮倉さん「えー!!!!何でー(笑)すごい必死だったんですけど、あたし(笑)」

 

岡田さん「榮倉さんが『2列横隊!』って叫んだらみんなで2列横隊になったり、『ダイヤモンド!』って言ったらダイヤモンドっていう陣形を組んだり、いろいろやってくんですけど・・・」

 

榮倉さん「・・・確かに私みたいな人の号令であのゴリラたちが動くのは・・・」

 

相澤「ゴリラ!?」

 

岡田さん「全員ゴリラですからね」

 

榮倉さん「タスクフォースのみなさん、鍛えているので体が大きすぎて・・・」

 

岡田さん「ちなみに僕はボスゴリラって呼ばれてました」

 

榮倉さん「なんか今日の服もゴリラみたいな色で・・・・かっこいいですね」

 

岡田さん「ゴリラみたいな色でかっこいい・・・・ほめられてるのか何なのか(笑)」

相澤 伸郎 @ 2015年10月 9日 10:23

映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」で 図書特殊部隊・タスクフォースの鬼教官、堂上篤を演じた岡田准一さんと 女性でありながら、ずば抜けた身体能力を持つ隊員、笠原郁を演じた榮倉奈々さんに インタビューしました。 この作品は2年前に公開された映画「図書館戦争」の続編です。

 

相澤「続編が決まって、出演者のみなさんが口々に『また図書館戦争の世界に戻ってこられて嬉しい』とおっしゃっていたようですが、みなさん、この作品のどんなところに魅かれているんでしょう?」

 

岡田さん「出てくるキャラクターがいいということがシリーズ化されていく要素の一つとして大きいと思うんですけど『またこの人がこの役柄をやっているのを見たいな』と出ている人たちも思う、キャラクターの強さみたいなのがあるんだと思います。僕も榮倉さんが演じる笠原が見たいと思って参加していたところもあるし・・・」

 

相澤「とくにどんなところを見たかったですか?」

 

岡田さん「今回は彼女が“走る”ということがテーマになっているし、みんな『笠原が走って、走り終わったときにどういう顔しているのかみたい』って現場で話してましたね。僕もその顔が見たくて参加してたように思います」

 

相澤「榮倉さんはかなり走ったんですか?」

 

榮倉さん「走りましたよ、いっぱい」

 

相澤「前作でインタビューさせて頂いたとき、榮倉さんは『体力面で笠原なら出来るはずのことが自分には出来なかったりしたのが悔しかった。続編があるなら今からトレーニングを続けて備えたい』とおっしゃってましたが、実際にトレーニングは続けていたんですか?」

 

榮倉さん「続けてました。2年間ぐらい、地道に。悔しい思いはしたくなかったので、自分ができる準備はしたつもりです。・・・うん」

 

岡田さん「前作のときとボディバランスとかが全然違ったんですよね。榮倉さんが走るシーンは、夜10時から朝の5時、6時までずっと何本もダッシュするっていう撮影で・・・・・そういう撮影だとよく役者さんってももが・・・離れたりするんですけど、全然平気で最後まで走ってましたからね」

 

榮倉さん「もともと走るの好きじゃなくて、何本もダッシュしてるうちに自分の足がなんかこう・・・(人差し指を激しくグルグル回して)ルルルルルーってなったのがすごいわかって・・・・」

 

岡田さん「ルルルルルとはなってないけどね(笑)」

 

榮倉さん「なってないですか?」

 

岡田さん「ニュアンスはわかります(笑)」

 

榮倉さん「ニュアンスでいいです(笑)」

 

つづく

相澤 伸郎 @ 2015年10月 8日 14:03

kanazawa金沢に行ってきました。

ライトアップされた金沢城をバックに

『ひゃくまんさん』というゆるキャラが空に浮かんでいました。

ひゃくまんさんのボディは加賀友禅などの伝統工芸と金箔で彩られていて、

黒いおヒゲは、輪島塗らしいですぞ。

背中には大きく『石川県』と書かれていました。

 

相澤 伸郎 @ 2015年10月 7日 10:36

相澤「そこまで地に近いとしたら、神木さんは、もう原作読んでいるときからシュージンの役は自分だ!くらいの気持ちはあったんじゃないですか?」
  
神木さん「僕は原作のファンで、一読者として読んでいたんですけど、実写化のお話を頂いたときに、まさか僕がシュージンだとは思わなかったです」
  
相澤「・・・ということは?」
  
神木さん「サイコーの方だと思ってたんですよ。最初はすごくビックリしたんですけど、監督のお話を聞いたりだとか、台本を読ませて頂いたりして、あとから・・・うん、確かに僕がシュージンだなって納得していきまして、それから役作り・・・・といっても結構地に近い、すごく自分に似ているキャラクターだったので、あんまり役作りもせずにそのまま行きました
  
相澤「そこまで地に近いと逆に難しかったりしませんか?」  
  
神木さん「自分と全然違うキャラクターだったら、テーマとかいろいろ決められるじゃないですか?だけど、地に近いっていうと、自分が役に近づいていっていいのか、役を近づけていった方がいいのかっていう・・・・どうしたらいいのかすごく迷いました。で、自分に近づけてやったんですけど、そのやり方をした場合、自分がブレたらダメなんだなって・・・そこがすごくむずかしかったですね」

  
おしまい

相澤 伸郎 @ 2015年9月25日 10:23

相澤「佐藤さんから見て、神木さんとシュージンが重なる部分は?」
  
佐藤さん「神木隆之介史上一番、地に近い役だと思います」
  
神木さん「そうですね(笑)」
  
佐藤さん「もしかしたら世間のイメージとは違うのかもしれないですけど、
ホントそのまんまです。監督が僕たちと会って、喋ってから、それをイメージして台本を書いたっていうのもあるし、元々の原作のシュージンの本質的な部分もリュウとすごく共通してるところがあるんだなって、現場に入って気づきましたね。とくに初めてサイコーの仕事部屋に2人で行って、昔の漫画とかジャンプとかが置いてあるのを見て『うおーっ!これやっべえー』みたいなことを言ってる感じは、もうそのものです」
  
神木さん「サイコーの仕事部屋っていうのが、漫画家だったサイコーのおじさんの部屋だったところで、漫画とジャンプがぶわーっ!って本棚に何百何千と並んでるんですよ。そこに入って、僕が『うおー、すげえ!』って叫んだんですよ。そしたら監督が『じゃ、そのまんまでお願いします』って。本番でもそのまんまやってました」
  
佐藤さん「そのシュージンを割と冷静に見てるのがサイコーなので、それもそのまんまだったんですよね。2人で一緒に入っても、リュウがテンション高く『うおー!』みたいなのをやっていて、サイコーはそれを『見てる』感じだったんで・・・。僕もテンション上がってるんですよ・・・。でも、隣でそこまでテンション上げられると、こっちがなかなか上がんないってところはありましたけど(笑)。・・・そういうところが地に近いんですよ、2人とも」
  
つづく
  

相澤 伸郎 @ 2015年9月24日 11:08

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