■2011年 過去の放送
7月14日放送
#14 「温室ミカン(愛知県蒲郡市)」協力 JA蒲郡市蒲郡の温室ミカンはすべての生産者が品質の良い宮川早生(みやがわわせ)という品種を育てています。また、長年の経験で培った栽培方法を共有しているので、質の高さが安定しているんです。房の皮がとても薄く、食べやすい蒲郡の温室ミカンですが、この甘さの秘密は木に対して、わざとストレスを与えることにあります。水をたくさん与えると果実の糖分が薄くなってしまうので、与える水を少なくし、ストレスを与えることによってよりおいしいミカンが生まれます。スッキリとしてとても甘い「蒲郡温室ミカン」。夏の暑さも吹き飛びますよね。
【材料】(4人分)
- みかん...450g
- みかん皮...1個分
- セミドライ・アプリコット(柔らかいもの)...95g
- 米あめ...40g
- レモン汁...20g
- 豆乳...240g
- 粉寒天...小1
- みかん(実)...1個分
- 【仕上げ用】
- 赤いフルーツ
- ミント
●作り方
- 1. 材料にある「みかん(実)」は実をきれいに取り出しておく。
- 2. 鍋に豆乳を入れ、粉寒天を加えて火を入れる。沸騰後に軽く煮つめ、ボールに移し氷水にあててとろみがつくまで冷やす。
- 3. みかんは皮をむいて、分量の皮、セミドライ・アプリコット、米あめ、レモン汁と一緒にミキサーにかけてジュースをつくる。
- 4. 3に豆乳を加えてミキサーにかけた後、みかん(実)と合わせてアイスクリーマーにかける。(またはバットに入れ、2~3回混ぜながら冷凍庫で冷やし固める)
【作り方のポイント】
・みかん皮はなるべく、オレンジ色の部分を使用する。
・豆乳に火入れする際に膜がはらないように、かき混ぜながら火を入れる。
・なめらかに仕上がるように、アイスクリーマーを使う。ない場合は冷凍庫に入れ、軽く凍った後にフードプロセッサーなどにかけてなめらかな状態にしてさらに冷凍庫で冷やし固める作業を繰り返す。
【味のポイント】
・みかんの皮が入ることで風味がより増しています。
・豆乳が入ることで、あっさりとしていながらも、クリーミーな仕上がりになります。
・みかんの実がシャリシャリとして、食感に違いがあります。